1年を2回以上「痛~い経験」を乗り越えてつかんだ薬剤師への一歩

薬学生 1年生 2回 留年 卒業

もし「あなたは一人じゃない――何度つまずいても、薬剤師への道は開ける」

薬学部1年をもう一度経験したあなたへ。
大学生活が始まってすぐに、想像以上の勉強量と専門用語の多さに圧倒されたことはありませんか?
友達がどんどん先へ進む中、自分だけ取り残されている気がして、焦りや不安でいっぱいになるかもしれません。

でも、安心してください。あなたの気持ちを私たちは理解しています。

つまずきやすいポイント

  1. 高校の授業と違いすぎる!
    化学基礎のみ、あるいは数学の上位範囲を深く学んでこなかった人も多いはず。大学の化学や計算問題は、まるで別の世界に感じられます。
  2. 専門科目の暗記と計算に圧倒される
    薬の仕組みをただ丸覚えしようとしても、細かい言葉が頭に入ってきません。計算問題は、公式を覚えても応用が難しいですよね。
  3. 再試験の連続で疲弊
    学期末にいくつもの再試験を抱えると、休みも復習に費やされ、次の授業準備が追いつきません。このままでは負のスパイラルから抜け出せないと感じることも。
  4. 勉強計画が立てられない
    実習やレポートの締め切りに追われ、「何から手をつければいい?」と迷うだけで時間が過ぎてしまう。
  5. 誰にも相談できず孤立
    「聞くのが恥ずかしい」「みんな自分も同じだろう」と思い込み、一人で抱え込むと心が折れてしまいます。

誰でもできる、5つの突破法

  1. 基礎からやり直す
    高校レベルの教科書を開き、苦手だった単元をもう一度確認。自分で図やイラストを描いて「なぜそうなるか」を言葉にすることで、丸暗記から理解へシフトします。
  2. 科目ごとの“やり方”をマスター
    • 薬理学・感染制御学:薬の働きをフローチャートにし、カードで「疾患⇔薬剤⇔作用点⇔副作用」をセットで覚える。
    • 薬物動態・有機化学:公式は導出過程を書き出し、過去問→誤答ノート→翌日再テストのサイクルで定着させる。
  3. 逆算してスケジュールを組む
    試験日や再試験日、実習期間をカレンダーに書き出し、そこから逆算して「今日はここまで」「明日はこの科目」と具体的にブロック時間を決める。毎日同じ時間に取り組む習慣を作ることが重要です。
  4. 一人で抱え込まない
    分からないところはすぐに友達や先輩、先生に相談。スタディグループを活用し、疑問をその場で解消しましょう。小さな「わかった!」を積み重ねることで、自信が生まれます。
  5. 国家試験を意識した早めの準備
    3年次に入る前から国家試験の問題集に挑戦し、臨床シナリオ問題を繰り返す。大学の内容と国家試験のギャップを埋めることで、本番でも慌てずに対応できる力が身につきます。

何度つまずいても、一歩ずつ学び方を変えれば必ず成績は伸びます。
あなたの努力は、将来の大きな強みになります。
一緒に進んでいきましょう。あなたの未来は、まだ何度でも描き直せます。

受付時間 10:00~18:00
(土日祝日、年末年始、夏季休業日を除く)
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