GPAについて詳しく

3行まとめ

  1. GPAは、成績を加重平均で表す“学修の現在地”を示す指標(制度の考え方:[文部科学省]、評価枠組み:[JABPE])。
  2. 薬学部では、進級・卒業・研究室配属・奨学金・留学・就職など、幅広い場面で参考指標として使われる(大学ごとに閾値や算入範囲は異なる:例 [東北医科薬科 基準ページ])。
  3. 判定はGPAだけで完結しない。未修得科目や必修の修得状況、実務実習の到達などと総合的に見られる(例:[武蔵野大学 進級基準])。

GPAとは

GPA(Grade Point Average)は、各科目の評価(GP)と単位数の加重平均で算出する数値。薬学部では内部質保証の枠組みの中で、学修状況の可視化面談・補助学習への接続に用いられる(制度背景:[文部科学省]、評価ハンドブック:[JABPE])。

計算方法

大学により細部は異なるが、代表的には評価(GP)×単位数の合計 ÷ 総単位数で求める。
※ 「どの科目を算入するか(重要科目・指定科目・必修のみ 等)」「どの期間を基準にするか(学期/年間/単年度)」は大学ごとに規定がある(例:[武蔵野大学 Learning Guide]、[昭和薬科 学修ガイド])。

大学生活で関わる主な場面

  • 履修上限:一定以上のGPAで、履修可能単位が拡大される場合がある(大学規程参照)。
  • 進級・卒業要件:基準値を下回る場合、面談・指導・再履修などの対象になることがある(例:[武蔵野大学 進級基準])。
  • 研究室配属・奨学金:選考の参考としてGPAが扱われる場合がある。
  • 留学・大学院:特に海外の出願ではGPAの下限(例:3.0)を掲げるケースが多い。
  • 就職活動:一部企業で提出や参考資料として扱われることがある。
    ※ いずれも大学・機関ごとに基準が異なるため、該当の公式資料を確認。

よくある質問(誤解しやすい点)

  • Q. GPAだけで進級が決まりますか?
    A. いいえ。 多くの大学で、未修得科目数・必修の修得状況・実務実習の到達など他要素と総合判断(例:[武蔵野大学 進級基準])。
  • Q. 実習(演習)はGPAに入りますか?
    A. 大学差です。 算入・除外・別扱いなど運用が異なるため、自大学の便覧PDFを参照(例:[東北医科薬科 学生便覧])。
  • Q. どのGPAを見ますか(学期・年間・単年度)?
    A. 規定依存です。 期間の定義や基準値は各大学の最新PDFで要確認(例:[昭和薬科 公表資料])。

確認のしかた

  1. 自大学の公式資料を最新年度で確認(学生便覧/学修ガイド/進級基準/成績評価規程など)。
     例:[東北医科薬科 学生便覧]/[武蔵野大学 Learning Guide]/[昭和薬科 学修ガイド]。
  2. 制度の一次資料で背景を把握:[文部科学省]/[JABPE]。
  3. 不明点は学務・教務窓口へ早めに相談(大学トップ例:[東北医科薬科 大学トップ])。

参考文献

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