薬学部に入学が決まりました、基礎から効率よく授業の受け方をおしえてもらいたいです

薬学部 効率の良い授業の受け方
現在、ある薬学部に入学が決まりました。しかし、理科、数学の基礎が十分に身についているとは言えず、不安を感じています。基礎から大学の授業に効率よく対応できる方法を教えてください。

薬学部への入学、おめでとうございます!

授業についていけるか、基礎が足りていないのではと不安に感じているかもしれませんが、大丈夫です。
大切なのは、焦らずに「できること」を確実に積み重ねていくことです。

大学の授業はスピードが速く専門用語も多い

大学では、授業のスピードが想像以上に速くなり、専門用語が飛び交い、計算も頻繁に出てきます。
少し気を抜くと、すぐに置いていかれることもあります。

しかし、入学前に基礎を固めておけば、授業がスムーズに理解でき、学びの負担が大きく減ります。
「もっと早くやっておけばよかった」と後悔するより、今できることを始めましょう。

薬学に必要な基礎学習のポイント

1. 数学の復習

薬物動態や統計分析などで必要になるため、微分・積分、対数、統計など高校レベルの数学を復習しましょう。
おすすめ教材:

  • 『チャート式(黄・青)』
  • 『大学の数学がこんなにわかる本』
    毎日1問ずつ解く習慣をつけるのが効果的です。
    また、濃度計算やpH計算など薬学特有の計算にも慣れておくと理解が深まります。

2. 化学の基礎

酸塩基平衡、化学平衡、電気化学は薬の作用や製剤の理解に重要です。
おすすめ教材:

  • 高校化学の教科書(1日1単元ずつ復習)
  • 『化学基礎問題精講』(問題演習)

3. 生物の基礎

薬が体内でどのように作用するか理解するために、人体の仕組みを知っておく必要があります。
細胞、生体成分、代謝、遺伝など基本を押さえましょう。
おすすめ教材:

  • 『生物基礎の教科書』(概念整理)
  • 『生物標準問題精講』(演習)

まとめ

薬学部に入ることはゴールではなく、本当のスタートです。
「苦手だから」と避けていたことも、今取り組めば未来の自分を助ける力になります。
小さな一歩でも積み重ねることが大切です。

入学前に基礎をしっかり固めて、
「やっておいて本当に良かった」と思えるように今の時間を有効に使いましょう。

あなたの努力は必ず力になります。
薬学の知識が、いつか誰かの命を救う日が来るかもしれません。

その第一歩を、今から踏み出してください。

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